はじめてばこって何?

歌:六子 作詞・作曲:長岡佑果

あなたがもしも 私たちのこと 選んでくれたのなら
あなたの想像以上の幸せをあげたい

大切なものが増えた時 少しだけ不安になるけど
手のひらで感じた あなたのたくましい命

聞こえているかな? あなたを待つやさしい声が
どんな時も きっと笑顔に 導いてくれるから

何色に塗ったっていいよ あなただけの色で
自分のストーリー 描いて行こう
たくさんの「はじめて」があなたを待っている
ずっと一緒 Hello! Dear Baby

いつかこの手を離さなきゃいけない日が来ても
誰より 願っている あなたのその笑顔を

真っすぐじゃなくたっていいよ あなただけの道を
自分の足で 進んで行こう
頼りない小さな一歩も 未来へつながる
忘れないで ひとりじゃないよ

何度転んだっていいよ 大粒の涙が
いつか きれいな花 咲かせるから
たくさんの「はじめて」があなたを待っている
ずっと一緒 Hello! Dear Baby

あなたがもしも 私たちのこと 選んでくれたのなら
あなたの想像以上の幸せをあげたい

曲に込めた想い
六子
六子

この曲を歌うお話をいただいたとき、私は3人目の子どもを出産したばかりで、毎日子育てに追われる日々で少し疲れていました。1日が過ぎるのが本当に早くて、子ども一人一人と触れあう時間もあまりなく、正直この状況で歌うことができるのか、全てが中途半端になってしまうのではないかと不安でした。でもこの曲を聞いた時、長岡佑果ちゃんの嬉しい気持ち、不安な気持ちが素直に伝わってきて、これは母親としてたくさんの人に届けたいと思いました。

録音にむけた練習で、一緒に歌ってくれる長男。上手だよぉ~と、かたわらで褒めてくれる長女(笑)。歌声に安心してスヤスヤ眠る次男。そんな子どもたちのやさしさや成長も、この歌を通して感じることができました。今も時間や心に常に余裕があるわけではないですが、子どもの成長はあっという間なので、子育てを楽しみながら私も母親として成長していきたいと思います。みなさん、一緒に頑張りましょうね!

- Profile -

地元山陰をこよなく愛し、「生涯山陰で歌い続けることが夢」と語る六子は、島根県松江市出身のシンガーソングライター。三児の母となった今も、山陰から全国に音楽を発信し続け、独特の日本的なメロディーと、深く優しいテンダーボイスで、多くのファンに愛されています。

六子

作詞・作曲

この曲のお話をいただいた時、私は日に日に大きくなるお腹の重さにヒーヒー言っていました。第一子の出産前で、自分にとっても何もかもがはじめて。今思えば、大きなお腹を手のひらで撫でながら日常的に話しかけていたことがそのまま歌詞になっていると言えるかもしれません。

“あなたがこれから出会うたくさんの「はじめて」をみんながやさしく見守っているよ。自分らしい人生を力強く歩んでね!”
まだ見ぬわが子の姿を想像しながら、そんな思いを込めました。この地に生まれてきてくれた小さな宝物。美しい自然と沢山の愛に守られながらすくすく育ってくれることを心から願っています。